低用量ピルの正しい飲み方~大事な3つのこと~

低用量ピルの正しい飲み方

ピルを正しく飲みましょう

正しい飲み方

用法容量を正しく守り服用すればほぼ100%の避妊効果のあるピルですが、間違った飲み方をしていると避妊効果がゼロになってしまうかも!...。

低用量ピルを「どうやって飲むのが正しいのか分からない」という女性の声も少なくありません。そこで今回は一般的な避妊ピルの飲み方についてご説明します。

またピルの種類によって若干ことなる説明がされているかもしれませんので細かくは製品自体に記載されている使用方法をご覧ください。

※各商品についてはこちらのピル取り扱い商品一覧からご覧ください

これさえ抑えておけば基本はOK!

これで大丈夫

大事なのは以下の3点。

  • 月経のはじまった日から飲み始める
  • 毎日1錠飲む
  • 21日間飲み続けた後、7日間服用を休む
 

この3つを守れば基本的にピルの効果はバッチリです!

よく低用量ピルは毎日同じ時間に...と言われていますが、同じ時間でなくても全く問題ありません。前回の服用から24時間以内(ただし、飲み忘れ対策時を除き前回と次との服用感覚があまりにも狭い)というのはあまりお勧めできません。

また、基本的な飲み方は21日間飲み続け、その後7日間飲むのをやめるの繰り返しですが、1シート目の7日間飲むのをやめずに2シート目を飲むという2シート(2か月)連続飲みというのも問題ありません。この場合、問題はないので心配する必要はありませんが、休薬(7日間飲むのをやめる)時に来る生理が来るのが遅く7日以降まで生理の出血があるという事が起こりやすくなります。

ではもう少し詳しく見てみましょう。

低用量ピルは月経が始まった日以外で飲み始められないの?

考える女性

A.飲み始められます。

全てのピルは、生理が始まってから24時間以内に服用し始めるのが最も良く、飲み始めた日から7日で(飲み初めから1週間はまだ不安定なので妊娠のリスクが大きい。心配であれば2週間経てばほぼ100%の避妊効果を得られます。)高い避妊効果があります。

しかし、それ以外にも生理初日~7日目までの間に飲み始めることができます。

ただし、その場合も避妊効果が確実になるのは服用開始から1週間後(心配であれば2週間後)からになります。その間はコンドームなど別の方法で妊娠を回避してください。

※「トライディオール・トリキュラー・リビアン・アンジュの4製品を飲む際は、必ず生理初日から」と言われることもありますが、後述のサンデーピルという方法が推奨されているだけで、全てのピルは生理初日~7日までであれば問題ありません

低用量ピルトリキュラー

トリキュラー
  • 避妊成功率99.9%
  • 生理が原因のイライラや肌荒れ、頭痛がなくなり、月経痛もほとんど感じない
  • クリニックでも処方される最もポピュラーな低用量ピル

サンデーピルという飲み方があるって聞いたんだけどどういうもの?

アドバイスする女医

A.サンデーピル(サンデースタートピル)とは、その名の通り月経がはじまって最初の日曜日にピルを飲み始めることを言います。

そうすることによって、生理の来る日が4週目の火水木になり、週末の出血を避ける事ができます

休日に出かけたりスポーツを楽しみたい人に便利でおすすめの方法です。

この方法も、飲み始めの最初は避妊効果が十分ではないため、始めの7~14日間は別の避妊方法も併用してください。

21錠タイプと28錠タイプの違いはなに?

21錠と28錠の違い

A.21錠タイプに+7錠分ピル効果のない偽薬を含んで1シートなのが28錠タイプです。

ピルは21日間飲み続け、7日間服用を休むというサイクルの為、28錠タイプの場合、服用しない7日間は偽薬を飲むことで1シート終わってすぐ次のシートという風に、ピルを飲む日付管理がしやすくなったものです。

ちなみに偽薬の成分は白糖やとうもろこしデンプンなどで作られています。21錠分の内容はどちらも変わりありません。

飲み忘れてしまったら!

飲み忘れにショック

A.本来の服用時間から24時間以内なら問題ありません。

気付いた時にすぐ飲み忘れた分のピルを服用し、その日の分も本来の服用時間に服用してください。その際、場合によっては1日に計2錠、または同時に2錠服用するといった事もあるかと思いますがそれによって何か体調が悪くなるなどという事はありませんので安心して下さい。

飲み忘れが24時間以上の場合はピルを飲んでも妊娠してしまう可能性が高くなってしまいます。

ピルを一日以上飲まない日があると、避妊効果はゼロに戻ったと考え一旦そこで服用を中断し、生理が来るまでの間は性行為を避けるようにしましょう。

ここで初めにこの様に説明しましたが、これはあくまでも分かりやすく簡単かつ確実な対策法で、他にも飲み忘れた日数やどのタイミングでの飲み忘れかによって違う対策法もあります

しかし、これらは少し複雑で分かりにくい点もある為、解釈を間違えてしまうと全く避妊にならず、それによって妊娠の可能性が大きく生じてきます。

ですので避妊目的での飲み忘れ対策としては、1番はここで初めに説明した対策法が最も避妊効果においては確実な対策法となりますのでこちらの対策法をこのサイトでは推奨しています。

これから違う対策法をご紹介しますが、「細かくすればこんな方法も他にあるんだな」という程度の解釈が良いでしょう。

それではまず、飲み忘れのタイミングを「初めてピルを服用した際の飲み始め」「2シート目以降の第1週目・第2週目」「2シート目以降の第3週目」の3つに分け、加えて「後々飲み忘れに気付いた場合」についてもそれぞれ順に説明していきます。

「初めてピルを服用した際の飲み始め」の飲み忘れ

初めてピルを服用したばかりの飲み始めの時期はまだ避妊効果が薄いため、先程24時間以内であればとお話ししましたが12時間以内が避妊効果が薄れないと言えます。

しかし、12時間以上24時間以内の場合でもまだ対応は可能で、その場合も同じく気が付いた時に飲み忘れた分を服用しその日の分も本来の服用時間に服用します。

ただし、この場合は妊娠の可能性が少し高くなるので、念のために飲み忘れから14日間はコンドームなどの他の避妊方を併用するようにしましょう

24時間以上経ってしまっていた場合は、気が付いた時に飲み忘れた分とその日の分を同時に2錠服用し翌朝に1錠、さらにその日の本来の服用時間にも1錠服用します。この際にも14日間はコンドームなどの他の避妊方の併用が必要となります。または、その時点で一旦服用を中断し生理を待って新たに始め、それまでの間は性行為を避けます。

「2シート目以降の第1週目・第2週目」の飲み忘れ

ピル1・2週目の飲み忘れ

こちらの場合に関しては1番初めにお話しした飲み忘れの対処法と同じです。

しかし、ピル大国アメリカや他の国でも今は第1週と第2週での24時間以上の飲み忘れによる服用中断では生理が起こらない事もあり、その場合妊娠してしまう可能性が高くなってくる為、服用を中断するよりは「初めてピルを服用した際の24時間以上経ってしまっていた場合」と同様の服用対策で14日間は他の避妊方との併用する方が良いとされています。特に飲み忘れがあった期間とその前の数日間に性交渉があった場合には、中断ではなく服用を継続する形式が良いでしょう。

因みに24時間以上という事に関してなのですが、当然の事ながら時間が経つほど低用量ピルの排卵抑制効果は弱まり避妊が期待出来なくなっていきます。飲み忘れから48時間以上経過といった場合には服用中断の方が良いでしょう。

「2シート目以降の第3週目」の飲み忘れ

ピル3週目の飲み忘れ

こちらの飲み忘れの場合の対策法は、24時間以内であれば気が付いた時飲み忘れの分を服用しさらにその日の分も通常通り服用します。第3週目の飲み忘れ24時間以上の場合にはその時点で服用を中断し、本来の生理日を早めてしまって次のシートは7日間の休薬の後か生理開始日から服用を再開して下さい。

「後々飲み忘れに気付いた場合」

飲み忘れに気が付かず服用を続けてしまった状態の事を「飛ばし飲み」といい、更にその飛ばしのみが1シート中に2度あった状態を「まだら飲み」といいます。

飛ばし飲みのあった日から3日以内であるという事が確実でその間に性交渉があった場合、避妊に失敗してしまったのと同じ事になるのですぐに緊急避妊薬のアフターピルの服用が必要となります。アフターピルを服用した後で生理が来ればその生理の初日から次のシートを始めて下さい。

また、飛ばし飲みがあった日がいつだったのか分からない場合、気が付いた時まで性交渉が無ければ何も問題ありませんのでそのまま服用を続け7日間の休薬をせず次のシートを飲み始めて下さい。

性交渉があった場合は服用を中断し緊急避妊薬のアフターピルを服用した後で生理が来ればその生理の初日から次のシートを再開して下さい。

あなたに合ったおすすめの低用量ピル

低用量ピルにも色々と種類があります。また、体質によっても人それぞれ合うもの合わないものがあるので低用量ピルを選ぶ際の1つの参考としておすすめの低用量ピルをいくつか紹介します。

また、低用量ピルの詳しい種類の違いについてはピルの種類とそれぞれの特徴をご覧ください

【初めて使う人にはコレ!ニキビにも効果的な「マーベロン」】

マーベロン
  • 改良を重ねた第3世代の低用量ピル
  • 男性ホルモンの作用が弱いからニキビなどができにくい!
  • ストレスによる生理不順も解消され生理痛も軽くなる!

1箱 21錠

1,280円

最安値ショップへ

マーベロンは一相性と呼ばれるタイプのもので、1錠中に含まれるホルモン量が21錠全て同じなので、服用の順番を気にする必要がなく、飲み忘れてしまった際の対応もしやすい為ピルを初めて利用する人におすすめの低用量ピルです。

また、マーベロンに用いられているプロゲステロン剤は数ある低用量ピルの中でも1番「男性化症状」が抑えられている為ニキビに効果的で、その効果は実際に皮膚科などでニキビ治療に用いられる程なんです!

その為、マーベロンはニキビの悩みを抱えている人にもおすすめです!

【自然なホルモン分泌に近く、飲み始めの副作用が起きにくい「トリキュラー」】

トリキュラー
  • 飲み初めの副作用が少ない
  • 生理が原因のイライラや肌荒れ、頭痛がなくなり、月経痛もほとんど感じない
  • クリニックでも処方される最もポピュラーな低用量ピル

1箱 21錠

3,980円

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トリキュラーは先ほどのマーベロンとは異なり、三相性と呼ばれるタイプの低用量ピルで21錠中のホルモン量が3種類に分かれています順番通りの服用が必要となり、飲み忘れの際の対応は難しいですが、こちらのタイプのものは本来の自然なホルモン分泌に似せてホルモン量が調節されている為一相性のものより特に飲み始めの副作用が出にくいです。

そのためマーベロンと共にほとんどのクリニックや婦人科で取り扱われています。

【扱いやすく偽薬付きで飲み忘れしにくい「アンナ」】

AnNa(アンナ)
  • 利尿作用でむくみ改善効果も
  • トリキュラーと同成分の低用量ピル
  • 偽薬付きの一相性タイプで使いやすい!

1箱 28錠

1,980円

最安値ショップへ

アンナは三相性のトリキュラーに含まれているのと同じエストロゲン剤とプロゲステロン剤からなる一相性で飲み忘れ防止の偽薬を含む28錠タイプの低用量ピルです。

マーベロンが合わず且つ扱いやすい一相性が良いという人におすすめです。逆にアンナが合わない人はマーベロンに変更してみると良いでしょう。また28錠タイプなので飲み忘れが起こりにくいのも利点です。

【上記のものがどれも合わなかったという人には「ヤスミン」】

ヤスミン
  • 最新の第4世代の低用量ピル(超低用量ピル)
  • ニキビ発生の抑制、むくみ、ガスなどの副作用が少ない
  • ホルモンバランスの変化による体重の増加が少ない

1箱 21錠

2,980円

最安値ショップへ

ヤスミンは副作用を極力抑えるために開発された「ドロスピレノン」という超低用量ピルによく使用されるプロゲステロン剤を使用した一相性の低用量ピルです。

このプロゲステロン剤は天然のプロゲステロンにとても近く、利尿作用がある為むくみが解消されるといった事もあります。マーベロンやトリキュラー、アンナが全て合わないという人におすすめのピルです。

低用量ピルと他の薬との飲み合わせについて

飲み合わせ

他の薬もそうですが、低用量ピルにも一緒に飲み合わせる事でどちらかの効果に影響を与えてしまうものがあります。体調を壊してしまったりした際に病院にかかり薬が処方される場合であれば、担当の医師に低用量ピルを服用している事を伝えれば飲み合わせても大丈夫な薬を処方してくれるので心配いりませんが、すでに何か服用中の薬があってこれから低用量ピルを利用したいといった場合やダイエットサプリなどを服用する際などには注意が必要です。

ではまず1番飲み合わせの可能性があるダイエットや健康サプリなどのサプリメントからお話ししたいと思います。

「ダイエットや健康サプリなどのサプリメントとの飲み合わせ」

美と健康

ダイエットサプリで飲み合わせる事でピルの効果が下がってしまうものとして「セントジョーンズワート」という成分があります。これはダイエットサプリやダイエット茶に良く含まれており、他にもセントジョーンズワートには抗うつや止血作用がある為そうした薬にも含まれていることがあります。

低用量ピルと併用できるおすすめのダイエットサプリ!気になる方は下↓の画像をクリック!!

併用可なダイエットサプリ

また、美容サプリメントの「プラセンタ」「プエラリア」「ピンキープラス」女性ホルモンに似た成分が含まれるためピルの効果に影響を及ぼします

プラセンタに関しては市販のものであれば心配いりませんが、美容クリニック等では市販のものより強いため避けなければなりません。

プエラリアやピンキープラスはバストアップサプリに含まれていますが、バストアップサプリには女性ホルモンを含んでいるのでピルの効果に影響を及ぼします。

中でも特にプエラリアやピンキープラスは同じく天然の女性ホルモンと言われている「大豆イソフラボン」よりも1000倍程の卵胞ホルモン作用があるためピルとは飲み合わせない方が良いです。

大豆イソフラボンに関してもサプリメントして服用する場合は女性ホルモンの過剰摂取になる可能性がありますので、利用する際には医師に相談するのが良いでしょう。

また、生理痛などの症状を抑えてくれるといわれる「チェストベリー」「チェストツリー」も同じ事が言えます

「市販薬との飲み合わせ」

市販薬

風邪薬等の市販薬についてですが、基本的に市販薬には低用量ピルの効果に影響を及ぼすものはありません

ですが、「アセトアミノフェン」を含む解熱鎮痛剤や風邪薬は飲み合わせる事でどちらかの効果に影響が出るとされています。ですので購入の際に薬剤師に相談されると良いです。

「その他の注意すべき飲み合わせ」

レモン

その他、食品にも気を付けたいものがあります「ビタミンC」「グレープフルーツ」ピルの効果を強めてしまうとされています。

ビタミンCについては食品中に含まれるもので普段の食事で摂る分には問題ありませんが、サプリメントやビタミンCを多く含む飲料などで過剰摂取するのは避けましょう。

また、グレープフルーツもビタミンC同様食べ過ぎなければ大丈夫です。気になるようならピル服用のタイミングからずらして食べると良いですよ

低用量ピルを飲み続けていると休薬中に生理が来ない事もある!

生理

低用量ピルを飲み続けているときちんと飲み忘れなく服用しているのに「生理が来ない!」という事が起こる場合もあります

これを「生理が飛ぶ」「生理飛び」などというのですが、これに関しては全く心配いりません

そもそも、通常の生理とピルを服用している時の生理は同じようで違います

通常の生理は排卵によって子宮内膜が厚くなり、妊娠しなかった場合にその厚くなった子宮内膜が剥がれ卵子と共に体外へと排出されます。

しかし、ピルを服用すると排卵がなく子宮内膜は本来のように厚くはならないため、生理痛の緩和や生理自体が短くなるのです。こうした事から時に出血が起こらない生理飛びという現象が生じることがあるのです。

生理が来ないとイコール妊娠と思ってしまうので、ピルをきちんと服用していたとしても不安になってしまうと思いますが飲み忘れが無ければ妊娠の心配はありませんので、そのまま次のシートの服用を続けて下さい。もし飲み忘れがあったとしても、しっかりと飲み忘れの対応が出来ていれは同じく心配いりません

飲み忘れがあって妊娠の可能性があり生理が来ていない場合は、一旦ピルの服用を中断し早期妊娠検査薬などで妊娠の有無を確認しましょう。

低用量ピルの正しい飲み方まとめ

低用量ピルは生理開始日に服用を開始し、継続して21日間服用したのち7日間の休薬を取るというのが基本の正しい飲み方!ですが、他にも日曜に生理が来ないようにするサンデーピルという飲み方も!

万が一飲み忘れが生じてしまった場合には、その飲み忘れに最も適した対処法を取る事で低用量ピルの効果を損なわずに済みます

また、低用量ピルとの飲み合わせや食べ合わせに注意が必要なものがあるので、特に美容のためにサプリメントを利用する際には気を付けるようにしましょう。

そして、低用量ピルを飲んで起こる生理は普段の生理とは異なり薄い子宮内膜のみが生理のように排出されるので、休薬しても出血が起こらないという事もあります。

低用量ピルは飲み忘れがなければほぼ100%の避妊効果が期待できるものなので、基本の飲み方と飲み忘れた時の対処をしっかり行うことが重要となります。

以上、低用量ピルの飲み方やそれに関するお話をいろいろとしてきましたがいかがでしたか?

これから低用量ピルを利用しようとお考えの女性や、すでに利用しているけど飲み忘れの対処に困ってしまった!といった女性のお役に立てたら幸いです。

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